新しい環境

7月末に引っ越しをし、新しい環境となりました。
新しい住まいは窓が東向きで、朝日が容赦なくさし込み、おのずと朝型の生活になっています。
環境が変わると大きく生活スタイルが変わるものですね。やっと落ち着き、新しい環境となり、これからの仕事の展開もしっかりと考えていけるようになりました。
月末には高校生熟議の二回目が行われます。新しい試みとして続けて展開していきたい催しです。また9月は企業研修が入っています。これからはとにかく教育が必要です。様々なところで、ネットの危険性、安全性について考えること、そしてネットの問題解決について学ぶことは大変重要です。多くの方々がより良く、道具としてのインターネット、スマートフォンを活用していけますように、あらゆる機会を創っていきたいと考えています。

高校生熟議 慶応高校招待会議

7月24日、日吉の慶応キャンバスで、高校生熟議開催されました。
高校生が企画運営する高校生による高校生熟議、大変活気あふれる会議となり、参加させていただいてよかったです。午前中から議論がなされ、午後から熟議が開催されました。モデレーターとして各グループに10分ずつ参加させていただきました。高校生のみなさん、議長を中心にとても活発に話しあいをしていました。10分はとても短いのですが、それぞれのグループの感触をつかめました。でも最後にみんなの発表を聞いた時にはとても驚きました。大変素晴らしいまとまり方でした。高校生の皆さんの力、パワー、凄かったです。
慶応の金子先生、そして鈴木寛副大臣もいらして、お話されましたが、このような本質的な熟議を経験できる高校生は幸せだと感じました。熟議の哲学的背景、本質も更に深く理解でき、私にとってもとも有意義でした。東京都大阪と繋がり、全国に広がっていくように今後も展開していきたいと考えいます。
大阪熟議のニュースが掲載されています。お読みになってみてください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110725-00000040-rbb-sci

高校生熟議in大阪

高校生熟議いn大阪 第一回が17日の土曜日、大阪の内田洋行canvasで開催されました。
熱気あふれる高校生が関西地区から40名以上参加してくれました。熱気あふれる高校生熟議会差しされました。テーマはケータイ・インターネットの問題点、各チームで熟議し、一生懸命考えまとめ、発表してくれました。熟議の概念をどのように伝えるのか、熟議は大変深い背景がありますので、せっかくなので高校生のみなさんにも熟議民主主義、熟議デモクラシーということとも調べてみること勧めました。「熟議」というと硬い感じがする女子高校生、はたしてどのような感想だったでしょうと、アンケートを読むと、リアル熟議を経験した感じは、かなり良かったように思います。やはり実際に経験してみることで、印象が変わってくるのですね。実感として、リアル熟議はうまく進んで行ける感触を得ました。熟議と熟議を補完するネット熟議はこれからですが、こちらも参加してみないことには、どういうことなのかよくわからないことなので、みんなで参加できるように雰囲気作りをしていきたいと考えています。
次回は8月27日に開催されます。見学は可能ですので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

静岡県人権啓発指導者養成講座

7月11日静岡に行ってきました。静岡はよく通過しますが、降りたことはなかったかもしれません。とても暑い日で、空は真っ青なのに夏の雲がもくもくと富士山の姿を隠してしまいました。新幹線も久しぶりに乗りましたが、富士山が見える側の席だったのに、残念でした。
静岡駅からバスで10分程度ゆられもくせい会館へ。この日は一日の研修のようで、午前中の講義が終わり、お昼を食べ終わったところでした。午後一番だから眠くなるかしらと心配しましたが、はじまってもみなさんちゃんと聞いていらっしゃるので、良かったとほっとしました。
最後に白紙の紙に感想を書いていただきましたが、インターネット関連の問題はどうしたものか、大変困っていたようで、違法・有害情報センターなどの相談機関があることを初めて知ったという意見が大変多かったです。大変有益な情報であったと喜んでくださったようです。
違法・有害情報相談センターでは、インターネット上で問題がおこったときにどのような解決方法があるか、その方法について、相談される側のみなさんの立場にたって、サポートする期間です。もちろんどのように問題解決していけるか、常に考えていますが、プロバイダー責任制限法にのっとり対応方法をお教えしています。今までに電話等で相談できるセンターはなかったので、大変喜ばれています。コンスタントに月々の相談が寄せられ、公的機関からの相談も多くなっています。こういった相談センターがあるという情報がもっと浸透するように努力していきたいと考えています。全国の相談を受ける側のみなさんで、ぜひ講演等希望の方はご相談ください。どうぞよろしくお願いいたします。

目白大学での講義

7月4日は目白大学でコミュニティサイト運営概論の講義を担当しました。
web演習の一こまですが、たくさんの学生のみなさんに聞いていただきました。
今日、学生さんたちの感想が送られてきました。講義の時は一方向ですので、どんな感じなのかがつかめなかったですが、こうして一人一人の感想を読んでいると、様々な発見があってとても勉強になります。
大学2年から4年までの学生さんたちがこの講義を受けてくれたのですが、emaの活動や、SNSなどのコミュニティサイトの監視状況、スマートフォンの問題等、初めて知って、とても良かった、勉強になったという声が多かったです。理解はとても深いので、こうして話を聞く機会があったら、彼らはちゃんと考え、理解していくということもよく解りました。ちょうど自分たちが携帯を持つ時にフィルタリングをどうするかという問題を通過しているので、大変身近な問題として考えられるのでしょうし、いまやソーシャルメディアは彼らにとって、インフラと成っているわけですから、今回はメディア表現学科というメディアを学んでいる学生さんたちだったですが、一般的にもコミュニティサイトについての学習は、高校生、大学生にとって必須なのではないかと考えています。このような講義の機会がもっと多くあるといいのですが、どうぞ皆様、機会があったらお声かけください!どこでも参ります。

高校生熟議in大阪

7月16日に大阪で、高校生熟議が開催されます。

関西の私学教育情報化研究会が主催、emaと安心協が共催のイベントです。
http://www.osaka-sigaku.net/ictproject/

今回はリアル熟議だけでなく、熟議カケアイサイトも利用し、3回あるそれぞれの間には
ネット熟議も試みます。今回はケータイ・インターネットについて、高校生自ら熟考し議論し、
深めていただき、最終的には今後のケータイ・インターネットについての提案が生まれてくると期待しています。

三回の内の二回目、8月27日には、コミュニティサイト運営者がリアル熟議のグループファシリテーターを務めます。コミュニティやSNSサイト運営者で仕事をしている皆さんが、高校生の議論為のサポートを務めます。
前回の日記にも書きましたが、一般的にはなかなかコミュニティサイトの裏側は知らなかったり、どのような施策が考えられているかもなかなか浸透していません。こいった機会に、良く理解していただけるようにと考えています。

議論には参加できませんが、見学は可能です。多くの皆さんにぜひご参加していたっだけらた幸いです。

青少年WG最終回

本日は青少年WGの最終回でした。最終報告に向けて議論しました。
焦点は、スマートフォンへの対策です。
スマートフォンの普及が予想以上に早いのではないかということで、最終報告にどのように盛り込むかが活発に議論されました。
スマートフォンの特にアプリに関してはたくさんのコミュニティ機能付きのアプリが創られており、簡単に位置情報やメッセージ機能があるため、出会いはいくらでも可能である状況であることから、早急な対策が必要かと考えられます。業界の中でもそれぞれのプレイヤーとの情報共有も図られておらず、プラットフォーム事業者、アプリを提供する事業者も含めて、話し合いの場が必要です。
青少年の対策がしっかりできないと、下手をすると未成年はスマートフォン禁止となる可能性もあるわけです。それは世界の状況をみても、今後のことを考えても、いいこととは思えないのです。利用する側、保護者の皆さんへの啓発活動が非常に大事であり、基本であることは間違いないのですが、どのような対策が可能か探っていかなければなりません。
ケータイよりもスマートフォンのほうが安価であることから、多分この夏からぐっと子供たちにもスマートフォンが普及する兆しです。残りの一年でどのような対策を打ち出していけるが、大きな課題である事は間違いないです。今回で青少年WGは終わりますが、今後も引き続き、話し合いの場を設けていかなければならないと感じます。