高校生熟議in大阪 二回目

昨日、高校生熟議in大阪が開催されました。
テーマは「私達にとってケータイ・インターネットとは」です。二回目となる今回は、サイト運営者の皆さんからのプレゼンがあり、自らファシリテーターもしていただく企画でした。
SNSやコミュニティサイトを日々運営し、ユーザーである高校生や中学生の書き込みを見てはいても、実際の彼らからじっくり話を聞いたり語り合うことはあまり多くはないはずですので、高校生の何気ない発言から気がつくことは多かったのではないかと思います。また、高校生は、インターネットビジネスの最前線にいる企業人が話してくれるインターネットの未来について、日々安全性、健全性を保つために行っている試みについて聞くことができたことは、インターネットやケータイへの全体的な理解を深めることになったと感じています。
また先生方は、サイト運営者のみなさんが、グループのみんながちゃんと発表できるように、「みんながんばれという」先生方と同じ立場、気持ちになってくれたことが大変嬉しいとおっしゃっていました。その後の第二部の交流会は、もちろん大変盛り上がりました!
今回、高校生のみなさんからは、フェイスブックツイッターなどのサービス名がよく出てきました。ブログやプロフよりも、フェイスブックツイッターが話題でした。またインターネットがグローバルであること、情報発信ができ、評価されうることなども多くのグループが共通してとらえていました。また、「インターネットが世界をひとつとしていけばいいなと思います」と発表したチームもあり、一回目からさらにインターネットやケータイへの本質的な理解がより深くなっていることを感じ、嬉しく思います。次回11月は午前に最後の熟議があり、午後にはきっちりとまとめのプレゼンまで創り、内田洋行さんの素晴らしいホールで発表です。大変楽しみです。このように多くの立場の人たちとの語り合いの場、理解を深めていける熟議、意義ある試みと感じています。